実店舗の良さを活かした大原孝治のドンキホーテ

2014年に大原孝治はドンキホーテホールディングスのCOOと社長を兼任し、2015年の7月からは創業者から株式会社ドンキホーテホールディングスのCEO兼代表取締役社長の地位を承継された人物です。今はインターネットを介して何でも注文しクレジットカードで簡単に決済することが出来、自分の家まで届けてもらうことが出来る状況です。この状況に対して、わざわざ消費者が外に出向いて買い物をしてレジで支払い購入した物を持ち帰ってもらう実店舗が存在する意義が疑問視されつつあります。そんな中で日本全国各地にあるドンキホーテの店舗は成長を継続させていて、お客様が途切れることがありません。消費者がインターネットを利用して何かを買うときには希望する商品名をキーワードとして入力し検索を行い、ほとんど視覚だけを使って商品を選び購入します。その一方で、ドンキホーテの店舗に来店した、お客様は視覚だけではなく聴覚や触覚など全ての感覚が、お祭りのときに開かれる縁日のように刺激される訳です。売り場には偶然による出会いが溢れています。

必要となる商品をその地域で最も安い値段で買うことが出来る上に、これは何だろうと感じさせる驚きや意外性、楽しさが溢れているのです。他の様々な年代のお客様の会話やファッションもエンターテインメントの要素の1つとなります。ドンキホーテの店舗には予定調和ではない、何回出向いても飽きさせないライブ感があるのです。

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